お久しぶりです。R軍曹です。現在大学に通っていて、動物について学んでいます。

 私は子どものころから動物が好きで、現在も動物について学んでいます。一番興味のある分野が、動物愛護についてです。今回は動物愛護についてブログを書きたいと思います。私個人の意見ですので、何か食い違いがあると思っても「こういう意見もあるんだ」と思っていただければ幸いです。

 現在、SNS等で「動物を殺処分から守りましょう!」などの啓発文がよく見られたり、動画で今の現状を言葉で伝えたり、多くの個人から法人の活動があります。中には、芸能人さんがブログやSNSで発信し、多くの反響も得ていますね。動物の殺処分についてですが私も反対ですし、今すぐにでもなくしたいと心の底から思っています。ですがこの世の中には悪質ブリーダーも存在し、金銭的な儲けしか考えていない人もいます。一度注意をしたとしても名義を変えてしまえばまた動物の繁殖業を再開することは可能なので、なかなか簡単にいかないのも現状です。ですが、海外では殺処分が0な国も存在します。ですが、なぜこんなにも動物の殺処分は起こってしまうのか、原因を私の考えで上げてみました。

1.悪質ブリーダーの金銭目的の繁殖
2.避妊・去勢手術を行わない
3.動物が飼えなくなってしまった
4.ペットが逃げてしまった
5.動物愛護センターで引き取る際の条件が厳しすぎる

ざっとこんな感じでしょうかね。他にもペットショップでの売れ残りなどありますね。他にもありましたらコメントいただければ幸いです。

 

1.悪質ブリーダーの営利目的の繁殖
 先ほども述べた通り、この世にはお金目的だけで繁殖をさせる悪質ブリーダーが存在します。もちろん中にはしっかりとしたいいブリーダーさんもいます。私の友人の話ですが、友人がブリーダーさんから犬を引き取るときにブリーダーさんは泣いていたという大変よい話を聞きました。話は戻りますが、悪質ブリーダーは不衛生な環境下で、動物の健康を無視し、永遠と繁殖させることを行っています。そして、赤ちゃんを産めなくなった動物は用済みになってしまいます。こちらもなかなか非道的ですが、その大量に生まれた赤ちゃんが販売され、売れ残りが殺処分の道へと繋がってきます。私たちも直接的に関わってはいませんが、いいブリーダーさんと悪質ブリーダーさんとの見分けを付けなければ知らないところで動物を不幸にしてるかもしれませんね。しっかり情報収集して、信頼できるブリーダーさんを探すことも私たちにできることではないのでしょうか?
https://youtu.be/AKKH-s1pReA 
これはパピーミルの動画です。気分を害してしまう可能性もあるので見る時には注意してください。パピーミルは悪質ブリーダーを指す用語となっています。

2.避妊・去勢手術を行わない
 私は動物愛護について詳しく知る前までは、避妊・去勢手術に対してネガティブなイメージが多くありました。それは「手術」をするからです。動物は話すことができません。私たち人間の善意でも動物の体にメスを入れることはとてもかわいそうなんじゃないかとたびたび思っていました。しかし、動物愛護について考えると避妊・去勢手術はしたほうが動物のためになるととても思うようになりました。猫をたとえに考えますが、外出中に交尾をしてしまう心配が減ります。もし交尾をしてしまい気づいたら赤ちゃんを産んでいたとなってしまったらもう手遅れなわけです。実際自分もうさぎが気づかないうちに妊娠して出産したときはとても焦りました。生まれた子猫たちを面倒見ることができるのであれば問題はありませんが、面倒を見ることが不安であれば手術をお勧めします。犬も同じです。それに手術も何度かインターンで見学させていただいた機会がありましたが、メスを入れる範囲もさほど大きくなくすぐに終わるので(約15分ほど)動物への負担も軽いです。動物を飼育する前に、手術はできるのかもしっかり検討していってほしいです。

3.動物が飼えなくなってしまった
 この世のすべての人が最後まで面倒を見ることができることは絶対ありません。急な転勤、病気、飼い主の死亡、いうことを聞かない...いろいろ理由はあります。ですがその言い訳も利かなくなってきました。動物愛護法では、飼えなくなったという理由での動物愛護センターでの引き取りは現在行われておりません。その動物を最期の死ぬときまで面倒を見る約束でペットショップや愛護センターでは販売したり、引き渡しています。動物を飼う前に必ず、もし自分たちが飼えなくなってしまったら代わりに面倒を見てくれる人がいるのかを必ず探してください。親戚でも友人でもいいです。もちろん飼い主が最期まで面倒をみることが一番そのペットにとって幸せですが、もしもの時のためにも家族内だけではなく、親戚とも相談することがベストだと思います。引き取ってくれる人がいないと、動物愛護センターも簡単には引き取ってくれないので捨ててしまうことにもなります。そんなことが起こらないようにしっかり考えてください。

4.ペットが逃げてしまった
 ペットが逃げてしまうこともどんなに注意していても起こってしまいます。まず、リードを離してしまい逃げてしまったという事例は完璧に飼い主の責任なのでこれ以上は言及しません。しかし災害等で逃げたり迷子になってしまった動物たちは本当にしょうがないと思います。その動物たちは動物愛護センターで保護されます。保護されたあと、マイクロチップで飼い主を見つけ出します。マイクロチップは犬や猫に対して最近登録が義務化されてきており、災害だけでなく普段で逃げたり迷子になった時も活躍します。東日本大震災では多くの犬が迷子になってしまい、マイクロチップの登録もしていなかったので殺処分されてしまう犬も多かったそうです。もしものためにマイクロチップの登録を私は勧めたいです。料金はかかってしまいますが、そのペットが本当に大切なら検討をしてほしいです。そんなのいらないと思う人は逆に飼わないほうがその人のためだと私は思います。

5.動物愛護センターで引き取る際の条件が厳しすぎる
 私もこれに関しては条件が厳しすぎると何度も思ったことがあります。それならペットショップで飼ったほうがいいじゃんと思うこともあると思います。ですが、ペットショップで販売されている動物と動物愛護センターにいる動物は違うということを理解してほしいです。動物愛護センターでは理由は何であれ、捨てられた動物が多いです。一度傷ついたことがある動物です。一度傷ついたら立ち直るのに時間はとてもかかります。私たちだって親に捨てられたら悲しいですよね。動物も一緒です。その傷を癒せる人が新しい里親になってほしいと、愛護センターの職員は思うわけです。収入がなければおいしいごはんも食べれないし、その人に時間がなければ遊べもしない。せっかく新しい希望を持てたのにまたどん底に落とされます。救いたいという気持ちだけで安易に里親になるのはやめましょう。また、高齢の方も自分が死んでしまったらどうしますか?しっかり考えてください。「飼わない」という選択肢もその動物たちの幸せになります。

まとめ

私は動物が本当に大好きです。殺処分もゼロにしたいです。ですがそれは叶いません。叶ったとしてもかなり先になります。殺処分がいけないと口に出すだけではなく、実際に行動してみてください。ボランティアに参加するだけでも動物たちは幸せです。無理に里親になろうとせずに違う方法も探してみることも一つの対策になるのではないかと思います。私も高校生の時に動物の保護施設でお手伝いをさせていただきました。自分で飼っていない分愛情がその子たちに向かうのでとても楽しいし、達成感もあります。ぜひ、ボランティアや上記で記したように、悪質ブリーダーを見分けたりマイクロチップを登録してみてください。原因を対策することで動物たちが幸せになっていくはずです。